大手MVNO(格安SIM)4社における山手線沿線の速度調査結果を発表

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携帯電話のエリア調査サービスなどを行っている「リーディア株式会社」が、格安SIMを提供する大手MVNO4社(OCNモバイルONE・IIJmio・BIGLOBE・楽天モバイル)の「JR山手線沿線」における速度調査結果を発表いたしました。

大手MVNO(格安SIM)における通信速度実測調査

リーディア株式会社は、より快適に利用しやすい通信会社の調査を目的として、大手MVNO*(格安SIM)社における 「通信速度」と「通信エリア」の調査を実施し、結果をまとめました。
2015年以降、総務省が主導する「携帯電話の料金その他の提供条件に関するタスクフォース」会議にてMVNOの活性化が謳われ、ますます市場が拡大すると予想されるMVNOサービスにおいて、MVNO各社のパフォーマンスを調査すべく、「通信速度」と「通信エリア」の観点から比較調査を行いました。
調査対象は指標となるNTTドコモ、及びNTTドコモのネットワークを利用しMVNOサービスを行っている大手MVNO下記4社の合計5社としました。
MVNO4社:OCNモバイルONE (略称:OCN) 、IIJmio (略称:IIJ) 、BIGLOBE、楽天モバイル
調査エリアはJR山手線とし、通信が比較的空いている午前10時台、及び通信の混雑時間帯とされる12時台としました。試験には比較の公平性を保つため、同一のスマートフォンXperia J1 Compactを利用し、リーディア株式会社が開発した通信計測アプリにて、通信エリアや通信速度の実態を調査しました。
*MVNO: Mobile Virtual Network Operator

出典:リーディア株式会社

調査対象MVNO会社

NTTドコモ(MVNO提供元)、OCNモバイルONE (略称:OCN) 、IIJmio (略称:IIJ) 、BIGLOBE、楽天モバイル

調査対象エリア

東京都:JR山手線(都心部環状エリア)

速度調査結果

平均受信速度(ダウンロード速度)

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出典:リーディア株式会社

各社MVNOとも閑散時間帯(午前10時台)には平均15Mbpsの受信速度出していますが、混雑時間帯(午後12時台)になるとMVNO提供元のNTTドコモ以外のMVNO各社の速度は非常に遅くなっているのが判ります。しかしその中で唯一「楽天モバイル」が平均受信速度15.8Mbpsという安定した数字を出していることがわかります。

平均送信速度(アップロード速度)

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出典:リーディア株式会社

こちらは平均送信速度(アップロード)の平均数値です。閑散時間帯(午前10時台)はMVNO各社ともほぼ変わっていませんが、混雑時間帯(午後12時台)になると「IIJ」・「BIG LOBE」はやや低速になっています。ただし支障があるほど遅くもないので、MVNO各社安定していると言えるでしょう。

閑散時間帯(午前10時台)の調査結果

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出典:リーディア株式会社

*1: 受信レベルRSRP(LTE)、RSSI(3G)の平均値。値が高いほど良い
*2: アンテナ表示1~5本の平均、圏外は0本にてカウント
*3: LTEでつながった比率=LTE接続時間/測定時間
閑散時間帯(午前10時台)では各社MVNOともほぼ横一線と言えると思います。

混雑時間帯(午後12時台)

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出典:リーディア株式会社

混雑時間帯(午後12時台)になると平均受信速度(ダウンロード)が各社MVNOで大きく開きが出ていることがわかります。「楽天モバイル」は比較的安定していますが、「OCN」・「BIGLOBE」の2社は2Mpps台と厳しい数字です。「IIJ」も4Mbpsと遅くなっています。

調査結果詳細:エリアごとの混雑状況

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出典:リーディア株式会社

混雑時間帯(午後12時台)の混雑場所を見ると特に左部分が遅くなるようです。エリアでいうと品川~新宿~池袋~上野あたりでしょうか?

総評

調査結果を見ると「楽天モバイル」が安定していたようですが、「OCN(MVNOシェア1位)」・「IIJ(MVNOシェア2位)」・「BIGLOBE(MVNOシェア3位)」3社には厳しい結果と言えるかもしれません。契約数を獲得する事も大事ですが、もう少し安定的な通信ができるようにぜひ改善してほしいところですね(^_^;)

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